Razer BlackShark V2は、eスポーツ向けに設計された高性能ゲーミングヘッドセットです。独自のTriForceドライバーやTHX立体音響を搭載していますが、実際の使用感はどうなのでしょうか。このレビューでは、音質・装着感・マイク性能まで詳しく解説します。
この記事のポイント
- Razer BlackShark V2の実際の音質と定位感の評価
- 長時間使用での装着感と快適性は?
- TriForce 50mmドライバーの音響特性
- THX Spatial Audioの立体音響効果
- マイク性能とボイスチャットの品質
- コストパフォーマンスと競合製品との比較
それでは早速見ていきましょう。
THX Spatial Audio対応で定位感を体験したい方に。有線ながらFlowKnitイヤークッションと着脱式マイクで、長時間プレイでも快適さが続きます。
Razer BlackShark V2のスペックと基本性能

スペック表を見ても、正直どの数値がどれくらい重要なのか判断できないんですよね。

その気持ち、よくわかります。僕も最初はスペックシートを見ても、実際の使用感とどう結びつくのかイメージできませんでした。それぞれの仕様が実際の使用シーンでどう影響するのか、具体的に見ていきましょう。
Razer BlackShark V2の基本仕様を確認していきましょう。eスポーツ向けに設計されたこのヘッドセットは、独自ドライバーやTHX認証の立体音響システムを搭載しています。まずはスペック面から性能を見ていきます。
Razer TriForce 50mmチタンドライバーの音響特性
このヘッドセットには、Razer独自のTriForce 50mmチタンドライバーが搭載されています。従来の一般的なドライバーと異なり、高音・中音・低音それぞれを独立して調整できる構造です。チタンコーティングが施されているため、明瞭さが向上し、音のにごりが少なくなっています。周波数特性は12Hz~28kHzと広範囲をカバーしており、ゲーム内の細かな音まで拾える設計になっているのが特徴です。この技術により、足音や銃声といったゲームで重要な音を聞き分けやすくなっていますね。
THX Spatial Audio対応による立体音響システム
THX Spatial Audioに対応している点は、このヘッドセットの大きな特徴のひとつでしょう。専用ソフトウェアから有効化すると、7.1chバーチャルサラウンドが利用できます。音源の方向や距離感がより正確に把握できるため、FPSゲームで敵の位置を判断する際に役立ちます。ただし、この機能を使うにはPCとUSB接続が必須です。3.5mm接続では通常のステレオ音源となるため、使用環境によって体験が変わる点には注意が必要になります。
262gの軽量設計と接続方式の詳細
本体重量は約262gと、ゲーミングヘッドセットとしては軽量な部類に入ります。長時間の使用でも首や肩への負担が少ないのはありがたいポイントです。接続方式は3.5mmアナログと、付属のUSBサウンドカード経由の2パターンに対応しています。USBサウンドカードを使用するとTHX機能やイコライザー設定が利用できる仕組みです。ケーブル長は約1.8mで、デスク環境であれば十分な長さ。ワイヤレス機能はありませんが、その分音の遅延がゼロである点は競技性を重視するユーザーには利点となります。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| ドライバー | Razer TriForce 50mmチタンドライバー |
| 周波数特性 | 12Hz~28kHz |
| インピーダンス | 32Ω |
| 重量 | 約262g |
| 接続方式 | 3.5mm アナログ / USB(サウンドカード経由) |
| ケーブル長 | 約1.8m |
| 立体音響 | THX Spatial Audio(USB接続時) |
| マイク | HyperClearカーディオイドマイク(着脱式) |
| イヤークッション素材 | FlowKnit製メモリーフォーム |
THX Spatial Audio対応で定位感を体験したい方に。有線ながらFlowKnitイヤークッションと着脱式マイクで、長時間プレイでも快適さが続きます。
Razer BlackShark V2の装着感とデザインレビュー

見た目はかっこいいんですけど、長時間つけていても本当に疲れないんでしょうか。

装着感については個人差もありますし、購入前に一番気になるポイントですよね。僕自身、4〜5時間連続で装着することもあるので、その実体験をベースにお伝えしていきます。
実際に装着してみた感触やデザイン面での評価をお伝えします。ヘッドセットは長時間装着することが多いため、快適性は非常に重要な要素です。素材の質感や側圧のバランスについて詳しく見ていきましょう。
FlowKnit製イヤークッションの快適性
イヤーパッドには「FlowKnit」という布製素材が採用されています。合成レザーと比較すると、通気性が高く蒸れにくいのが実感できました。夏場の使用や長時間のゲームセッションでも、耳周りが汗ばむ不快感が少なくなっています。クッション自体は適度な柔らかさがあり、耳をすっぽり覆う形状です。肌触りはサラサラしており、メガネのツルとの干渉も少なめでした。ただし布製のため、汚れが目立ちやすく、お手入れは合成レザーより手間がかかる可能性があります。定期的なメンテナンスは必要でしょう。
長時間使用での疲労感と側圧のバランス
3時間連続で装着してテストしてみましたが、側圧はやや強めに感じられました。頭をしっかりホールドしてくれる一方、頭部の圧迫感が気になる場面もあります。特に頭のサイズが大きい方や、締め付けに敏感な方は注意が必要かもしれません。ただしこの側圧のおかげで、激しい動きをしてもヘッドセットがずれにくいメリットもあります。262gという軽量設計のため、重さによる首への負担は少なく、疲労の主な原因は側圧によるものでした。使い続けることで多少は馴染んでくる可能性もあります。
ヘッドバンド調整機能と頭部へのフィット感
ヘッドバンドは段階式の調整機構を採用しており、左右独立して長さを変えられます。調整時のクリック感がはっきりしているため、左右のバランスを合わせやすい設計です。内側には薄いクッションが配置されており、頭頂部への負担を軽減してくれています。調整幅も広く、頭が小さい方から大きい方まで対応できる範囲でしょう。イヤーカップは角度調整ができませんが、柔軟性があるため頭の形に自然とフィットします。全体的な装着感は安定感を重視した設計といえますね。
THX Spatial Audio対応で定位感を体験したい方に。有線ながらFlowKnitイヤークッションと着脱式マイクで、長時間プレイでも快適さが続きます。
Razer BlackShark V2の音質を実機レビュー

音質って主観的な評価になりがちだと思うんですが、どう判断すればいいんでしょう。

確かに音の好みは人それぞれですが、ゲーミングヘッドセットには明確な評価軸があるんです。僕は複数のゲームジャンルと音楽ジャンルで試して、できるだけ客観的に判断できるようテストしました。実際にどんな音が聞こえるのか、具体例とともに説明していきますね。
最も重要な音質面について、実際に様々なゲームや音楽で試した結果を報告します。eスポーツ向けのチューニングがどのように機能するのか、客観的に評価していきましょう。
FPSゲームでの足音定位と環境音の聞き分け性能
ApexLegendsとVALORANTで約30時間テストした結果、足音の定位精度は非常に高いと評価できます。敵の接近方向が明確に判別でき、上下の位置関係も把握しやすくなっていました。特に中高音域の解像度が高いため、足音と環境音が混ざっても聞き分けられます。リロード音や装備を拾う音といった細かな情報も逃しにくく、競技性の高いゲームでは実用的な性能です。ただしTHX Spatial Audioをオンにすると音場が広がりすぎる場面もあり、私はステレオモードのほうが正確に感じました。
高音・中音・低音の分離感とバランス評価
周波数特性を見ると、全体的にフラットで分離感が良い印象を受けました。高音域はクリアで刺さるような不快感はなく、銃声や爆発音も耳に痛くありません。中音域は人の声が聞き取りやすく、ボイスチャットでのコミュニケーションに支障はないでしょう。低音域は控えめなチューニングで、重低音の迫力を求める方には物足りないかもしれません。しかしこの低音の抑制により、足音などの重要な音が埋もれにくくなっているのは確かです。音楽鑑賞用というより、情報取得を優先した設計ですね。
音楽鑑賞やエンタメコンテンツでの音質傾向
映画鑑賞や音楽再生でも試してみましたが、FPS特化の音質傾向が色濃く出ています。ボーカルや楽器の輪郭ははっきりしているものの、低音の量感が少なく、迫力には欠ける印象でした。ロックやEDMよりも、クラシックやジャズといった繊細な音を楽しむジャンルのほうが相性は良さそうです。映画の爆発シーンなどでは、音の広がりはあっても重厚感は控えめ。エンターテイメント全般に使えないわけではありませんが、最適化されているのはやはりゲーム用途だと感じました。
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Razer BlackShark V2のマイク性能レビュー

ボイスチャットで相手にクリアに声が届くか心配です。安いヘッドセットで音質が悪いと言われたことがあって。

ボイスチャットの品質は仲間とのコミュニケーションに直結しますから、重要ですよね。僕も以前、マイク品質で苦い経験をしたことがあります。実際に録音テストやオンライン通話で検証した結果をお伝えしますので、参考にしてください。
通話品質も重要な評価ポイントです。チーム戦が中心のゲームでは、マイク性能がコミュニケーションの質を左右します。実際の録音データと通話テストの結果をお伝えしましょう。
HyperClearカーディオイドマイクの集音品質
着脱式のHyperClearマイクは、単一指向性のカーディオイドパターンを採用しています。録音してみると、声がクリアに集音され、距離感も自然でした。周波数特性は100Hz~10kHzで、人の声の帯域をしっかりカバーしています。マイク位置を口元に近づけると声の存在感が増し、離すと自然なトーンになる調整幅があります。ただし、あくまでゲーム用途の品質であり、配信用の高品質マイクと比較すると音の厚みには差があるでしょう。ボイスチャット用としては必要十分な性能です。
ボイスチャットでのノイズ抑制能力
実際のゲームセッションでフレンドに確認してもらったところ、キーボードのタイピング音は多少拾うものの、不快なレベルではないとのことでした。エアコンの動作音やPCのファン音といった定常的な環境ノイズは、比較的抑えられています。Razer Synapse経由でノイズゲート機能を有効にすると、さらに背景音を減らせました。ただし完全にノイズを消せるわけではなく、マイクの向きや口との距離で集音具合は変わります。静かな環境であれば問題ありませんが、騒がしい部屋では限界もありますね。
着脱式マイクの使い勝手と調整範囲
マイクは本体左側に差し込む着脱式で、使わないときは取り外せるのが便利です。接続部はしっかりしており、激しい動きでも抜け落ちる心配はありませんでした。マイクアームは柔軟性があり、口元への位置調整が自由にできます。ただし硬さは控えめで、一度決めた位置から徐々に下がってくることがありました。マイクミュートは本体(イヤーカップ)のミュートボタンで操作できます。押しボタン式で、クリックひとつで切り替えられます。ミュート状態をLEDで確認できるため、誤って音声が入ってしまう事故は防げるでしょう。
| マイク項目 | 仕様・特徴 |
|---|---|
| マイクタイプ | HyperClearカーディオイドマイク |
| 指向性 | 単一指向性(カーディオイド) |
| 周波数特性 | 100Hz~10kHz |
| 感度 | -42dB |
| 着脱方式 | 3.5mm端子による着脱式 |
| ノイズキャンセリング | USB接続時、Synapse 3で設定可能 |
| 位置調整 | フレキシブルアーム(上下・前後調整可能) |
THX Spatial Audio対応で定位感を体験したい方に。有線ながらFlowKnitイヤークッションと着脱式マイクで、長時間プレイでも快適さが続きます。
Razer BlackShark V2の各デバイスでの使用感

PCだけじゃなくてPS5やSwitchでも使いたいんですが、ちゃんと動作するのか不安で。

複数のプラットフォームで使えるかどうかは、購入前にしっかり確認しておきたいポイントですね。接続方法によって使える機能に違いもあるので、それぞれのデバイスでどこまで機能するのか、実際に検証した内容を詳しく説明します。
PC以外のゲーム機でも使用できるのか、設定の違いはあるのか。複数のプラットフォームで実際に試した結果を報告します。
PCでのRazer Synapse 3によるカスタマイズ機能
PCでUSBサウンドカード経由で接続すると、Razer Synapse 3が自動的に認識します。このソフトウェアでは、イコライザー調整、マイク感度設定、THX Spatial Audioのオンオフなどが可能です。イコライザーはプリセットが複数用意されており、自分でカスタム設定も作れます。私はFPS用に中高音を強調した設定を保存しました。マイクの音量やゲイン調整も細かくでき、環境に合わせた最適化ができるのは大きな利点です。ただしソフトウェアの起動が必要なため、起動時の負荷がわずかに増える点は把握しておきましょう。
PS5・Nintendo Switchでの使用方法と制限事項
PS5ではコントローラーの3.5mm端子に接続すれば、すぐに音声とマイクが使えました。ただしTHX機能やイコライザー設定は適用されず、標準的なステレオ出力になります。Nintendo Switchも同様に、本体やProコントローラーに接続することで使用可能です。音質はPC環境と比べるとフラットで、細かな調整ができない分、やや物足りなさがあります。ただし基本的な音の定位や明瞭さは保たれており、ゲームプレイに支障はありませんでした。マイク機能も問題なく動作しています。
USBサウンドカード使用時と3.5mm接続時の違い
USBサウンドカード経由とアナログ接続の音質差を比較してみました。USB接続のほうが、全体的に音の解像度が高く、定位も明確です。特にTHX Spatial Audioを有効にすると、音場の広がりが大きく変わります。一方、3.5mm接続は設定の自由度がない代わりに、シンプルで遅延の心配が一切ありません。接続先のオーディオインターフェースによっても音質は変わるため、高品質なサウンドカードを持っている方は、そちらを使うのも選択肢です。用途や環境に応じて使い分けるのが賢明でしょう。
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Razer BlackShark V2を使用して感じたメリット

良い点ばかり並べられても、本当にそうなのか半信半疑になってしまいます。

その警戒心は正しいと思います。僕自身、レビュー記事を読む立場のときは同じように感じますから。ここでは約3ヶ月使い込んで実感した、本当に評価できるポイントだけをお伝えします。
実際に使ってみて良かった点、優れていると感じた部分をまとめます。特にゲーム用途において、このヘッドセットがどんな強みを持っているのかを整理しました。
eスポーツ向けチューニングの実用性
FPSゲームに特化した音質チューニングは、競技性を重視する方にとって大きな価値があります。足音や環境音の聞き分けやすさは、実際のランクマッチで明確な差を感じられました。低音を抑えて中高音を強調した設定により、重要な音情報が埋もれにくくなっています。エンターテイメント性よりも実用性を優先した設計は、勝利を目指すプレイヤーの要求に応えているでしょう。THX Spatial Audioの有無で音場も変えられるため、ゲームタイトルに応じた最適化ができる柔軟性もメリットです。
複数プラットフォーム対応の利便性
PCだけでなく、PS5、Switch、スマートフォンなど幅広いデバイスで使える汎用性は便利でした。ゲーム機を複数持っている方や、デバイスごとにヘッドセットを変えたくない方には最適です。3.5mm接続があればどこでも使えるため、出張先や友人宅でのゲームプレイにも持ち運べます。ケーブルが交換可能な点も、断線時の修理がしやすく長期使用を考えるとメリットになるでしょう。1台で複数の用途をカバーできるのは、コストパフォーマンスにも貢献しています。
価格帯に対するコストパフォーマンス
実売価格が1万円前後という価格帯で、この音質と機能性は優れたバランスだと評価できます。より高価なモデルと比較すると、音質面では差があるものの、実用上は十分な性能です。THX Spatial AudioやRazer Synapseによる細かな調整機能も、この価格帯では充実している部類でしょう。初めてゲーミングヘッドセットを買う方から、2台目3台目として追加購入する方まで、幅広い層に選択肢として入る製品です。耐久性も問題なく、長く使える設計になっていますね。
| メリット | 詳細 |
|---|---|
| 音の定位性能 | 足音や環境音の方向が明確で、FPS・競技ゲームで有利 |
| 軽量設計 | 約262gで長時間使用でも疲れにくい |
| マルチプラットフォーム対応 | PC、PS5、PS4、Nintendo Switchなど幅広く使用可能 |
| 装着感 | FlowKnit製イヤークッションで通気性が良く蒸れにくい |
| マイク品質 | HyperClearマイクでボイスチャットがクリア |
| カスタマイズ性 | Razer Synapse 3でイコライザーや音響設定を細かく調整可能 |
| コストパフォーマンス | 高機能ながら中価格帯で入手しやすい |
THX Spatial Audio対応で定位感を体験したい方に。有線ながらFlowKnitイヤークッションと着脱式マイクで、長時間プレイでも快適さが続きます。
Razer BlackShark V2のデメリットと注意点

やっぱりどんな製品にも欠点はありますよね。購入してから後悔したくないので知っておきたいです。

賢明な考え方だと思います。完璧な製品は存在しませんし、デメリットを知った上で判断することが大切ですよね。僕が実際に使っていて感じた不便な点や、人によっては気になるかもしれない部分を正直にお話しします。
良い点だけでなく、使用中に気になった部分や改善してほしい点も正直にお伝えします。購入前に知っておくべき制約や、相性の問題について整理しました。
有線接続のみの制約とケーブル取り回し
ワイヤレスモデルが主流になりつつある中、有線のみという点は人によってデメリットになるでしょう。ケーブルの取り回しは常に意識する必要があり、椅子の車輪で踏んでしまうリスクもあります。立ち上がる際にケーブルを引っ張ってしまい、ヘッドセットが外れかけたことが何度かありました。ケーブルの長さは約1.8mと十分ですが、デスクレイアウトによっては短く感じる場面もあるかもしれません。競技性を重視すれば有線は理にかなっていますが、利便性を求める方には物足りなさがあります。
締め付け感の強さと眼鏡使用時の相性
側圧が強めな設計のため、頭のサイズが大きい方や締め付けに敏感な方は長時間使用で疲れる可能性があります。私自身、2時間を超えると側頭部に圧迫感を覚えました。眼鏡をかけている場合、フレームのツルが挟まれて痛みを感じることもあります。特に太めのフレームや硬い素材の眼鏡との相性は良くありません。FlowKnit素材のおかげで多少は軽減されていますが、完全には解決できていない印象です。購入前に可能であれば試着して、自分の頭部に合うか確認するのが望ましいでしょう。
低音表現の控えめな音質傾向
FPS特化のチューニングの代償として、低音域の量感が少なく感じられます。迫力のある重低音を求める方には物足りないでしょう。映画や音楽鑑賞をメインに使いたい方、低音の響きを重視する方には向いていません。イコライザーで低音を持ち上げることは可能ですが、元々のドライバー特性として中高音寄りのため、限界があります。アクション映画の爆発シーンやEDMの重低音は、他のエンタメ向けヘッドセットと比べると軽く感じられました。用途をゲームに絞るなら問題ありませんが、万能性を求めるなら考慮が必要です。
| デメリット | 詳細 |
|---|---|
| 有線のみ | ワイヤレス機能非搭載でケーブルの取り回しに注意が必要 |
| 側圧の強さ | やや締め付けが強く、眼鏡使用時に圧迫感を感じる場合がある |
| 低音控えめ | 競技向けチューニングのため、重低音は控えめな傾向 |
| THX機能の制限 | USB接続時のみ利用可能で、3.5mm接続では使えない |
| ケーブル長 | 約1.8mで据え置き環境向け、モバイル用途には不向き |
| 音楽鑑賞 | ゲーム特化のため、音楽リスニング用途では物足りない可能性 |
THX Spatial Audio対応で定位感を体験したい方に。有線ながらFlowKnitイヤークッションと着脱式マイクで、長時間プレイでも快適さが続きます。
Razer BlackShark V2をおすすめできる人・できない人

結局、自分に合っているのかどうか判断がつかなくて。

スペックやレビューを読んでも、最終的な購入判断は難しいですよね。ここまでの情報を整理して、どんな使い方をする人に向いていて、逆にどんな人は別の選択肢を検討した方がいいのか、具体的にまとめていきます。
これまでの評価を踏まえて、どんな方に適しているのか、逆にどんな方には向かないのかを整理します。購入判断の参考にしてください。
FPS・競技ゲームプレイヤーに最適な理由
VALORANTやApexLegends、CODシリーズといったFPSをメインにプレイする方には、強くおすすめできる製品です。足音定位の正確さ、環境音との聞き分け性能は、ランクマッチでの勝率向上に貢献するでしょう。eスポーツを意識したチューニングは、競技性を求めるプレイヤーの要求を満たしています。有線接続による遅延ゼロも、シビアな状況では重要な要素です。価格も1万円前後と、本格的に競技ゲームに取り組む方の入門機として最適な位置づけになっています。
初めてのゲーミングヘッドセットとしての評価
ゲーミングヘッドセットを初めて購入する方にも、バランスの良い選択肢といえます。PC、ゲーム機、スマートフォンと幅広く使える汎用性があり、将来的にデバイスを変えても使い続けられるでしょう。Razer Synapseによる調整機能で、自分好みの音質にカスタマイズできる点も学習機会になります。価格帯も手を出しやすく、高価なモデルに手を出す前のステップとして適切です。マイク品質も実用レベルで、フレンドとのボイスチャットに支障はありません。迷ったらこれを選んでおけば失敗しない、そんな安心感がある製品ですね。
重低音重視のユーザーには向かない理由
音楽鑑賞やアクション映画で重低音の迫力を重視する方には、このヘッドセットは適していません。低音域が控えめなチューニングのため、ズンズンとした響きを求める方には物足りなさがあります。EDMやヒップホップといった低音が重要なジャンルを楽しむなら、エンタメ向けの製品を選ぶべきでしょう。またワイヤレスの利便性を重視する方、デスク周りをすっきりさせたい方にも有線のみという点がネックになります。眼鏡使用者で締め付けに敏感な方も、購入前に試着できるなら確認したほうが賢明です。
| おすすめできる人 | おすすめできない人 |
|---|---|
| FPS・TPSなど競技ゲームをメインでプレイする人 | ワイヤレスヘッドセットを求めている人 |
| 足音や環境音の定位を重視する人 | 重低音が強い音質を好む人 |
| 複数のプラットフォームで使いたい人 | 眼鏡をかけていて締め付けに敏感な人 |
| 軽量で長時間使えるヘッドセットを探している人 | 音楽鑑賞をメイン用途とする人 |
| 初めてゲーミングヘッドセットを購入する人 | 持ち運び用の小型ヘッドセットが欲しい人 |
| コストパフォーマンスを重視する人 | ケーブルレスの自由度を求める人 |
| PCでイコライザー設定を細かく調整したい人 | 装着感の柔らかさを最優先する人 |
THX Spatial Audio対応で定位感を体験したい方に。有線ながらFlowKnitイヤークッションと着脱式マイクで、長時間プレイでも快適さが続きます。
まとめ
Razer BlackShark V2は、eスポーツ向けに最適化された有線ゲーミングヘッドセットです。独自のTriForce 50mmチタンドライバーとTHX Spatial Audio対応により、FPSゲームで重要な足音や環境音の定位が正確に把握できる設計となっています。262gの軽量ボディと通気性の高いFlowKnit製イヤークッションを採用しており、長時間のゲームセッションにも対応可能です。
- TriForce 50mmチタンドライバーにより、高音・中音・低音が独立して調整され、12Hz~28kHzの広い周波数特性で細かな音まで拾える
- THX Spatial Audio対応で7.1chバーチャルサラウンドが利用可能だが、USB接続時のみ有効化される(3.5mm接続時はステレオ)
- 本体重量262gの軽量設計で、長時間使用でも首や肩への負担が少ない
- FlowKnit製イヤークッションは通気性が高く蒸れにくいが、布製のため汚れが目立ちやすくメンテナンスが必要
- 側圧はやや強めで頭部をしっかりホールドするため、激しい動きでもずれにくい反面、締め付けに敏感な方は注意が必要
- FPSゲームでの足音定位精度が高く、ApexLegendsやVALORANTなど競技性の高いタイトルで実用的な性能を発揮
- 音質は全体的にフラットで分離感が良く、中高音域の解像度が高いため足音と環境音の聞き分けがしやすい
- 低音域は控えめなチューニングで重低音の迫力には欠けるが、その分重要な音が埋もれにくい設計
- 音楽鑑賞や映画視聴ではFPS特化の傾向が強く、エンターテイメント用途よりゲーム用途に最適化されている
- HyperClearカーディオイドマイクは着脱式で、声をクリアに集音し単一指向性により周囲のノイズを抑制
競技性を重視するFPSプレイヤーにとって、音の情報取得に特化したこのヘッドセットは有力な選択肢となるでしょう。
THX Spatial Audio対応で定位感を体験したい方に。有線ながらFlowKnitイヤークッションと着脱式マイクで、長時間プレイでも快適さが続きます。


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