デスクワークが増えるほど、地味に困るのが「モバイルバッテリーの充電切れ」。出先で資料を確認しようとしたらスマホが真っ赤、という経験がある人も多いはず。今回は仕事道具として使っているAnkerのモバイルバッテリーを4機種、実際の使用シーンに沿って比較してみました。
この記事のポイント
- 容量と出力(W)の見方で失敗を防ぐコツ
- 定番コスパモデルの実力
- 荷物を減らす巻取りケーブル型の使い心地
- 出張の多い人向け大容量モデルの実力
- ワイヤレス充電型は仕事道具として使えるか
- シーン別のおすすめまとめ
それでは早速見ていきましょう。
Ankerモバイルバッテリーの選び方で失敗しないための3つのポイント

Ankerだけでもモデルが多すぎて、正直どれを選べばいいのか分からないです…

そこ、みんな迷うところですよね。実は見るべきポイントは3つだけなんです。順番に説明していきます。
Ankerのモバイルバッテリーは種類が多く、スペック表だけを見ても違いが分かりにくいのが正直なところ。まずは失敗しないために押さえておきたい3つのチェックポイントを整理しておきます。
容量(mAh)は「あと1回」を基準に選ぶと後悔しない
以前は大は小を兼ねると思って大容量モデルばかり選んでいましたが、実際に持ち歩いてみると重さがそのままストレスになった経験があります。スマホをフル充電1〜2回分で足りるかどうかを基準に考えると、日常使いなら10000mAh前後で十分だと分かってきました。逆に出張や外回りが多い日は、それだけでは心もとないところ。自分の1日の行動パターンを振り返り、スマホを何回充電したくなるかを数えてみると、必要な容量が自然と見えてきます。数字だけで大は小を兼ねると判断すると、結局使わなくなるので注意が必要です。
出力(W)を見ないとノートPCは充電できない
容量ばかりに気を取られていた時期、出力(W)を確認せずに購入して失敗したことがあります。スマホなら問題なくても、ノートPCを充電しようとすると全く電力が足りず、バッテリー残量がじわじわ減っていく状況を経験しました。実際に使ってみると、最大出力が高いモデルほど、ノートPCや複数台の同時充電にも対応しやすいと実感しています。仕事道具として使うなら、スマホ専用と割り切るのか、ノートPCまでカバーしたいのかを最初に決めておくと、出力で迷わずに選べるようになります。
ケーブル内蔵型と別持ち型、どっちが自分に合う?
同僚は昔からケーブル別持ち派で、自分はケーブル内蔵型を選んでいます。実際に使ってみると、内蔵型は忘れ物の心配がない代わりに、断線したときに本体ごと使えなくなるリスクがあります。一方、同僚のように別持ち派だと、ケーブルだけ忘れて結局充電できないというオチを何度も見てきました。どちらが正解というよりは、カバンの中身をどれだけ減らしたいか、断線時のリスクをどう考えるかで選び方が変わってくると感じています。
| チェックポイント | 見るべき数値・目安 |
|---|---|
| 容量(mAh) | 日常使いなら10000mAh前後、外出が多いなら20000mAh以上 |
| 出力(W) | スマホのみなら20W前後、ノートPCも充電するなら100W以上 |
| ケーブル | 内蔵型は忘れ物防止、別持ち型は断線時に交換しやすい |
定番コスパモデル「10000mAh 22.5W」を使ってみて感じたこと

とりあえず1台持っておくならどれがいいですか?値段もあまり高くしたくなくて…

その気持ち、すごく分かります。まずは自分が一番長く使っているモデルから話しますね。
最初に選んだのが「Anker Power Bank(10000mAh, 22.5W)」。価格を抑えつつ最低限の性能を確保したいという人にまず勧めているモデルなので、実際の使用感を詳しく紹介します。
薄さ16mmを鞄に入れてみて分かったこと
以前使っていたモデルは分厚くて鞄の中でかさばり、ノートPCと一緒に入れると窮屈でした。このモデルに変えてから、1円玉より薄いという厚さ16mmの設計のおかげで、ノートPCとキーボードの隙間にすっと収まるようになりました。実際に毎日持ち歩いてみると、薄さは容量以上に日々の快適さに直結すると実感しています。見た目のスペックでは伝わりにくいものの、鞄の中の収まり方こそ地味に重要なポイントだと感じました。
ストラップ代わりのケーブルが地味に便利だった
このモデルは付属のケーブルをストラップとして本体に巻き付けられる設計になっています。最初は正直「そんなの飾りだろう」と思っていましたが、実際に使ってみるとケーブルを探す手間がなくなり、カバンの中でケーブルが行方不明になることもなくなりました。以前は別で持ち歩いていたケーブルをよく忘れていたので、この一体化の恩恵は思った以上に大きいです。細かい工夫ながら、毎日使う道具としての完成度を感じるポイントでした。
iPhoneを1.8回充電できる実力は在宅ワークで十分か
スペック上はiPhone17を約1.8回充電できるとされていますが、実際にオンライン会議やチャット対応で使い倒す一日でも、大体1.5回分あれば充電切れの不安なく過ごせています。在宅ワーク中心で外出時間が短い日には、これだけの容量で十分だと感じることが多いです。逆に丸一日外出する日は、少し心もとなく感じる場面もありました。使うシーンによって過不足の感じ方が変わるので、自分の生活パターンと照らし合わせて容量を判断するのがよさそうです。
より詳しいレビューはAnker Power Bank(10000mAh, 22.5W)レビューで紹介しています。
世界最薄クラス16mm・ストラップ内蔵ケーブルで持ち運びやすい定番モデル
巻取りケーブル内蔵「Nano Power Bank 45W」で荷物が減った話

ケーブルを忘れて充電できなかったこと、何度もあります…

実は自分も同じ経験があって、それがきっかけで持ち替えたモデルがあるんです。
ケーブルを忘れて出先で困った経験から選んだのが「Anker Nano Power Bank(10000mAh, 45W, 巻取り式USB-Cケーブル)」。ケーブル内蔵型の使い勝手を詳しく見ていきます。
ケーブルを忘れて出社した経験からこれに変えた
以前、朝の準備でケーブルだけをうっかり忘れて出社し、結局その日は充電できないまま過ごした苦い経験があります。それをきっかけに、ケーブル内蔵型のモデルに買い替えることにしました。実際に使ってみると、本体さえ持てば充電できるという安心感は想像以上に大きく、忘れ物のストレスから解放されました。荷物を減らしたい人にとって、ケーブル一体型は単なる便利機能ではなく、日々の心理的な負担を減らしてくれる存在だと感じています。
8段階で伸縮する巻取りケーブルの使用感
巻取り式のケーブルは約7cmから約70cmまで8段階で調整できる仕組みになっています。実際に使ってみると、デスクで座ったまま充電したいときは短めに、ソファでくつろぎながら使いたいときは長めにと、シーンに応じて微調整できるのが便利でした。伸縮の動きもスムーズで、収納時に引っかかるようなストレスもありません。ケーブルが絡まって鞄の中でごちゃつくことがなくなった点も、地味ながら毎日使う中でありがたく感じているポイントです。
パススルー充電で朝の準備時間を短縮できた
このモデルはパススルー充電に対応しており、本体を充電しながら同時にスマホへ給電できます。実際に試してみると、朝の身支度をしている間に本体とスマホを同時に充電でき、忙しい時間帯の手間を一つ減らせた実感があります。以前は本体の充電が終わるまで待ってからスマホを充電していたので、この仕組みだけで朝の数分を節約できるようになりました。小さな時短ではあるものの、毎日のことなので積み重なると意外と大きい差になっています。
より詳しいレビューはAnker Nano Power Bank(45W巻取り式)レビューで紹介しています。
巻取り式ケーブル内蔵でケーブル忘れの心配がない45W急速充電モデル
大容量「Anker Prime 26250mAh 300W」はノートPC持ちの在宅ワーカーに刺さるか

出張のときにノートPCまで充電できるバッテリーって、実際どうなんでしょう?

気になりますよね。ちょうど出張で試す機会があったので、そのときの話をします。
出張でノートPCとスマホを同時に使う機会が増え、試しに導入したのが「Anker Prime Power Bank(26250mAh, 300W)」。実際の出張シーンでの使用感を紹介します。
出張先でノートPCとスマホを同時に充電してみた
新幹線での移動中、ノートPCで資料を作りながらスマホでメールも確認するという場面で、電源が確保できずに困ったことがきっかけでこのモデルを試しました。実際に使ってみると、合計最大300W出力のおかげでノートPCとスマホを同時に充電しながら作業を続けられ、移動時間を無駄にせずに済みました。以前は電源席を探して右往左往していましたが、その必要がなくなったのは大きな変化です。出張が多い人ほど恩恵を感じやすいモデルだと思います。
単ポート140W出力の実力をノートPCで検証
普段使っているノートPCを充電してみたところ、単ポート最大140W出力のおかげで純正の充電器とほぼ変わらない速度で充電できました。実際に会議の合間の短い時間でも十分に残量を回復できたので、充電切れを気にして会議に集中できないという状況を避けられています。以前使っていた小容量モデルではノートPCの充電に時間がかかりすぎて実用的ではなかったので、この出力の高さは仕事道具として頼れると感じる部分です。
重さと価格、それでも持ち歩く価値はあるのか
正直、他のモデルと比べると重さも価格もかなり上がります。毎日持ち歩くには少し気合いが必要なサイズ感だと感じています。それでも出張や外出先での長時間作業が多い月は、これ一台で電源の心配がなくなる安心感の方が勝ると実感しました。逆に在宅ワーク中心の日にはさすがに持ち歩かず、他の軽量モデルに切り替えています。用途によって使い分けることで、重さのデメリットを最小限にできると感じています。
より詳しいレビューはAnker Prime Power Bank(300W)レビューで紹介しています。
合計300W出力でノートPCとスマホを同時充電できる大容量モデル
ワイヤレス充電「MagGo Slim」は本当に便利なのか、実際に使って分かったこと

ワイヤレス充電のモバイルバッテリーって、正直ケーブルより不便そうなイメージがあります

最初は自分もそう思っていました。でも実際使ってみると印象が変わったんですよね。
ケーブルを挿す手間そのものをなくしたいと思い試したのが「Anker MagGo Power Bank(10000mAh, Slim)」。実際に使ってみた率直な感想を紹介します。
ケーブルを挿さない快適さと、地味なデメリット
スマホにピタッと吸着させるだけで充電が始まる感覚は、実際に使ってみると想像以上に快適でした。ケーブルの抜き差しという小さな手間がなくなるだけで、作業の合間に片手で充電をセットできるようになりました。一方で、ワイヤレス充電特有の発熱や、有線接続に比べるとやや充電速度が控えめに感じる場面もあります。急いでいるときはケーブル接続を使うなど、状況に応じて使い分けるのが現実的だと感じています。
Qi2対応で充電速度は本当に変わるのか
以前使っていた旧世代のワイヤレス充電器と比べると、Qi2対応で最大15W出力になったことで、充電の立ち上がりが明らかに速くなったと実感しています。実際に会議の合間の10分程度でも、以前よりバッテリー残量が回復している印象がありました。とはいえ、有線の急速充電と並べると分があるのは有線の方で、あくまで「手軽さを取るか速さを取るか」のトレードオフだと理解して使っています。
デスクでスタンド代わりに使えるかを試した
薄型でマットな質感のボディなので、デスクに置いたままスマホを立てかけるようにして使えないか試してみました。実際にはスタンド専用ではないため角度の自由度は高くないものの、通知を確認しながら作業したいときには十分実用的でした。持ち運び用のモバイルバッテリーとしてだけでなく、デスクに置きっぱなしの充電スタンド代わりとしても使える汎用性の高さは、想定していなかった収穫です。
より詳しいレビューはAnker MagGo Power Bankレビューで紹介しています。
| モデル | 容量 | 最大出力 | 特徴 | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
| Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W) | 10000mAh | 22.5W | 薄型16mm・ケーブル一体型 | ¥3,490 |
| Anker Nano Power Bank (10000mAh, 45W) | 10000mAh | 45W | 巻取り式ケーブル内蔵 | ¥6,990 |
| Anker Prime Power Bank (26250mAh, 300W) | 26250mAh | 300W(単ポート140W) | ノートPC同時充電対応 | ¥24,990 |
| Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim) | 10000mAh | 15W(ワイヤレス) | Qi2対応・マグネット式 | ¥6,990 |
マグネット式でしっかり吸着するQi2対応ワイヤレス充電モデル
在宅ワーク・出張・オフィスなど使用シーン別のおすすめの選び方

結局、自分にはどれが合っているのか、まだ迷っています…

最後に、シーン別に整理しておきますね。自分の働き方に近いところを見てみてください。
ここまで紹介した4機種は、それぞれ得意なシーンが違います。最後に、働き方や使用シーンごとにどのモデルが合っているかを整理しておきます。
在宅ワーク中心なら薄型・軽量タイプで十分な理由
自宅にいる時間が長い働き方なら、コンセントに困ることはほとんどありません。実際に在宅ワーク中心の生活で使ってみると、定番コスパモデルの薄型・軽量タイプで十分すぎるほど足りていると感じています。外出は近所への買い物や打ち合わせ程度という人であれば、大容量モデルを持ち歩く必要性は低いでしょう。荷物を軽くしたいという実用面を優先するなら、無理に高スペックを選ばず身の丈に合った容量を選ぶのが結果的に満足度が高いと感じます。
出張・外回りが多いなら大容量一択な理由
出張や外回りで一日中スマホとノートPCを併用する働き方なら、大容量モデルを選んでおいて損はないと感じています。実際に自分が出張で電源を探して困った経験を振り返ると、多少重くても電源の心配がなくなる安心感の方が結果的に作業効率につながっていました。逆にこのタイプを在宅中心の日に持ち歩くと、ただ重いだけになってしまうので、出張の頻度に応じて使い分けるのが現実的だと思います。
デスク常設ならワイヤレス充電タイプが地味に快適
デスクに座っている時間が長い働き方であれば、ワイヤレス充電タイプを置きっぱなしにしておくスタイルが地味に快適だと感じています。ケーブルの抜き差しをしない分、作業に集中している最中でもストレスなく充電できます。実際に導入してから、デスク周りのケーブルが一本減っただけで、見た目にも操作にもゆとりが生まれました。持ち運び用と使い分けて、デスク常設用に一台置いておくという選び方も検討する価値があると思います。
| 働き方・シーン | おすすめモデル |
|---|---|
| 在宅ワーク中心 | Anker Power Bank(10000mAh, 22.5W) |
| 出張・外回りが多い | Anker Prime Power Bank(26250mAh, 300W) |
| ケーブルの忘れ物が多い | Anker Nano Power Bank(10000mAh, 45W) |
| デスクに座る時間が長い | Anker MagGo Power Bank(10000mAh, Slim) |
まとめ
ここまで、Ankerのモバイルバッテリー4機種を実際の使用シーンに沿って紹介してきました。容量や出力のスペックだけでなく、自分の働き方に合わせて選ぶことが、結果的に一番失敗しない選び方だと感じています。
- 容量は「あと何回充電したいか」を基準に選ぶ
- 出力(W)を確認しないとノートPCは充電できない
- ケーブル内蔵型は忘れ物対策になる
- 巻取りケーブルは長さを調整できて実用的
- 大容量モデルはノートPCとの同時充電に強い
- 出張が多いなら300W出力クラスが安心
- ワイヤレス充電はケーブルの抜き差しをなくせる
- Qi2対応で充電速度も改善されている
- 在宅中心なら薄型・軽量モデルで十分
- デスク常設用と持ち運び用で使い分けるのもあり
どのモデルにも共通して言えるのは、スペック表の数字だけでは分からない「使ってみないと分からない快適さ」があるということ。自分の働き方を振り返りながら、無理のない一台を選んでみてください。

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